普通自動車免許(MT/AT)

車両総重量3.5トン未満、最大積載量2トン未満、乗車定員10人以下の車両を運転するための免許は、18歳以上で受験資格を満たします。この免許には「マニュアル車(MT)」と「オートマ限定(AT)」の2種類があり、AT限定免許ではオートマ車のみ運転が可能です。オートマ限定免許は、マニュアル車の操作に不安がある方や、オートマ車だけを運転したい方に人気の選択肢となっています。

準中型自動車

車両総重量が7.5トン未満、最大積載量が4.5トン未満、乗車定員が10人以下の車両に対する免許の受験資格は、18歳以上と定められています。この区分には、コンビニなどの配送で使用される「2トントラック」と呼ばれる車両が該当します。この車種は運送業界で一般的に利用され、業務用として幅広く活躍しています。

中型自動車

車両総重量が11トン未満、最大積載量が6.5トン未満、乗車定員が11人以上29人以下の車両に対する免許の受験資格は、20歳以上で、さらに運転免許を取得してから2年以上の保有期間が必要です。この区分の車両は、小型バスや中型の商用車として使用されることが多く、乗客や貨物を運ぶために適した車両が含まれます。

大型自動車

車両総重量が11トン以上、最大積載量が6.5トン以上、乗車定員が30人以上の車両に対する免許の受験資格は、21歳以上であり、さらに運転免許を取得してから3年以上の保有期間が必要です。この区分には、大型バスや大型トラックといった商用車が含まれ、大量の乗客や貨物を運ぶためのプロフェッショナル向けの免許となります。

大型特殊自動車

大型特殊自動車に対する免許の受験資格は、18歳以上と定められています。この免許は、農業や建設業で使用される特殊な車両、例えばブルドーザーやフォークリフトなどが対象となります。これらの大型特殊車両は、特定の作業現場での運転が求められるため、専用の免許が必要です。

普通二輪車(MT/AT)

総排気量が125ccを超え400cc以下のバイクに対する免許の受験資格は、16歳以上と定められています。このクラスのバイクは、「中型バイク」と呼ばれ、街乗りからツーリングまで幅広い用途に対応できる車両が該当します。操作性に優れ、初心者から経験者まで人気があるカテゴリーで、スピードやパワーも十分に楽しめるのが特徴です。

大型二輪車

総排気量が400ccを超えるバイクに対する免許の受験資格は、18歳以上と定められています。このクラスのバイクは、「大型バイク」と呼ばれ、長距離ツーリングや高速道路での走行に適したパワフルな車両が該当します。強力なエンジン性能と高速での安定感が特徴で、バイク愛好者や経験豊富なライダーに人気のあるカテゴリーです。